妊娠の経過の妊娠中期と後期について説明します。
妊娠中期とは
妊娠中期(満13〜27週ごろ)には胎動が感じられるようになる。妊娠にま
つわる伝統としては古来、日本では妊娠5ヶ月目の戌の日に「腹帯(ふく
たい・はらおび)」をしめはじめるようになります。
妊娠中期では普通はつわりもほぼおさまり、安定期。妊娠中期にも危険が
存在します。胎児が子宮外に出てしまうと生存はほとんど困難で、流産と
なります。妊娠中期の後半の22週目以降では早産となり、生存の可能性
も生まれます。
妊娠後期とは
妊娠後期(満28週ころ〜)は胎児がどんどん大きくなります。子宮もたい
へん大きくなる、それに伴って、母体への負担が増えていき、貧血になる
妊婦などもかなりあらわれます。妊娠中毒症が起こりやすいので、注意が
必要であります。高血圧、蛋白尿、むくみなど。妊娠後期では子宮外に出
ても生存する確率がだんだん高くなります。
出産直前
子宮口がだんだんと柔らかくなってくる。通常の場合は、陣痛が起こる前
から開きはじめ、陣痛が起こると、胎児心拍数陣痛図では、陣痛に一致し
て胎児の心拍数が低下する。これを早発一過性徐脈と言う。
異常妊娠
妊娠時の検査で、まれに胎児心拍数陣痛図では基線細変動が見られなくな
る。これを基線細変動消失と言う。陣痛に同期してやや遅れて胎児の心拍
数が低下する。遅発性一過性徐脈と言い、基線細変動消失や遅発性一過性
徐脈が見られた場合は胎児仮死と考える。異常妊娠で胎児仮死の場合は急
いで分娩を行う必要があります。急いで分娩を行うことを急速遂娩と言う
。例え肺が出来上がっていない妊娠36週未満であっても急速遂娩を行いま
す。急速遂娩には帝王切開も含まれています。
